パーキンソン病の原因は頑固な腸マヒか?

パーキンソン病といえば、私はボクシング世界チャンピオンのモハメド アリや、映画「バックドフューチャー」のマイケルJフォックスが頭にうかびます。

アメリカでは、直接、脳に電気刺激を送って著効した方もでているようですが、上記の二人に関しては、症状が改善されたという話は今の所聞いていません。

私の治験としては、数例しかありませんが。

それなりに効果は、でてきたのですが、患者さんのほうで、当院での治療をあきらめてしまうパターンがほとんどでした。とても残念です。

原因なども説明しているんですが。実費治療での費用のこともあるだろうし、日常の食生活も長期にわたる、断食をまじえた、小食に耐えていかなければなりません。

完治させる事ができたという経験はまだありませんが、現代医学でもなかなか治らぬ難病の一つになっています。

原因は間脳の中の変性といわれており、治療法としては、ドーパミンの投与を続けたり、外科的な刺激や手術を行ったりしておりますが、あまり改善がみられないまま病状は徐々に進行していくケース多いようです。

東洋医学では手の震えにしても足の震えにしても、震えや、ケイレンは肝胆の影響からくる「内風」によるものと、考えていきます。

また大脳は大腸から小脳は小腸から影響をうけます。

それは腸の動きがわるくなると、腸管内に食物が停滞してきて、そうすると発酵、腐敗がおこり、そこで発生したいろいろなガスがオナラとなって出ていかないと腸壁から、再吸収され、それが脳や脳神経を刺激し続け、だんだん脳神経に変性が発生、進行がひろがり、その変性が間脳部に及べばパーキンソン病という難病になっていくんです。

これらの進行は10年20年30年と徐々に続いてきたものが、
その病根になっているので、回復もそう簡単ではありません。

長年、お腹や、便通などに、何等かの異常をかかえてきたはずです。

ですので、治すとなったら、腸管に溜まっている便を出し、小食にして腸管の負担を軽くし、正常な蠕動運動に回復させていかなければなりません。

まず長期に渡る食生活の改善を、覚悟し、絶対治すんだという気概を持って、チャレンジしていかなければなりません。

最低6か月は覚悟して食習慣を変えていかなければならないでしょう。

薬を飲まないで「血圧」を下げる方法

なんか最近血圧や血糖値の標準値なる数値の変更があって、いろいろ問題になっておりますが、ただ、皆さん「脈圧」という上の血圧と下の血圧の割合が、とても大切なのに誰も気にしていないようなのが、少し気になります。

書店にいって血圧に関しての本なんか読んでみても、降圧剤による副作用の事や、薬を飲まないで下げる養生法などが書かれた本が多く目に付くようになってきました。とても良い傾向だと思います。

でも、やはり「脈圧」に関して、こだわって書かれているものがなかなか、見当たりません。病院でも上の血圧さえ高ければ、すぐ降圧剤を処方します。当院においても高血圧で来院される方に血圧を聞くと、たいてい上の血圧はしっかり覚えているんですが、下の数値はあいまいな事がおおいし、病院でも「脈圧」の大切さを説明してるとこ無いみたい。こんな現状で本当にいいのかなあ。と、ときどき考えさせられます。

ここを読まれた方は、今後「脈圧」にもこだわってくださいね。

理想的な脈圧は上の血圧対下の血圧が11対7です。この差が狭くなると、上の血圧低くても安心できないんです。脳内出血など血管が破れやすくなってくるし、差が広がり過ぎてくると、脳梗塞や癌なんかになりやくなってくるんです。上の血圧割る下の血圧イコール約1、57がベストなんです。

上の血圧が110なら下が70、上が160なら下が102となります。この割合が維持されていると、上が200近くになっても血管が破れる確率は少ない。でも200は高過ぎですよ、ぜんぜん大丈夫、安心していて結構ということではありませんからね。誤解しないようにおねがいします。

正常脈圧にもっていくには断食が一番なんですが、今回は本題の降圧法を教えますね。血圧気になる方ぜひ試してみてください。
で、ここでは、一番多いパターンに絞って、公表していきます。

それは、本態性高血圧と言われているものに多いと思うんだけど、足首の故障と下肢における静脈菅やリンパ管の捻じれによる副腎、腎系、副甲状腺、甲状腺系からの血圧上昇を解決していくやり方です。

まず、30センチ位の高さの椅子などを用意しておいて、仰向けに寝て、両足を乗せ左右30センチ開脚します。

その状態で足先をまず、外側に倒す戻すを両足同時に5回繰り返します。次は同じ要領で内側に5回倒す戻すを繰りかえします。

これを1セットで4回合計20回繰り返して終わりです。これを朝晩2回、3週間は、続けてみてください。

血圧だけでなく、いろいろ変化がでてきますよ。足のムクミやすい方はムクミがとれてきます。疲労回復しやすくなってきます。熟睡度があがってきます。だから朝のみざめが、良くなってきます。

今度はもっと即効のある降圧法と正常脈圧にする方法、教えます.

下の動画も参考に、お試しになってください。

東洋医学は「医学」である

鍼灸学校の影響もあるとは思うんだけど、鍼灸の国家資格をせっかく取得して持っているのに、本当の意味で生かしきれていない気がするんだけどなあ。

学校の実習などで習った延長線のままで、施術している事が多いんじゃないかなあ。痛いとこ、あったらそこにはりしたり、灸したりみたいな。なんか、もったいない感じするんだよなあ。

歴史的にみても、中国や韓国、日本も鍼や灸で病気や伝染病を治していたんだけどねえ実際。

でも日本では、明治以降、西洋医学というのが、主流になり、鍼灸は「代替医療」という方向にいっちゃて、
西洋医学のせいぜい補佐をするくらい、みたいな感じになってしまっているのが現状なんだなあ。

でもちゃんと学んで「技」も磨けば、インフルエンザだってタミフル、リレンザつかわなくても鍼灸で二三日で回復させる事できるし、逆流性食道炎でも胃潰瘍でも、糖尿病でも、膀胱炎でも高血圧でも薬を一切使わず治せちゃうんだけどなあ。

私は完全に東洋医学は、病気治しをできる、「医学」として日々、東洋医学の医者というようなプライドをもって施療にあたっていますよ。
もっとがんばろ。

病は気から

動物では、ありえない話なんだけど。 人間は、あるんですよねー。 これが。
人はね、「気持ち」一つで、病気にもなり、ときには死んでしまう事さえあるんです。ほんとですよ。

私も治療を通して、ずいぶん、 いろいろと体験しています。治療だけして,はい終わりじゃ、すまないケースも多々あるんです。

本田静六の努力論という著書の中にも紹介されていますが、知人の三溝という方は、両親も姉も肺病で亡くなっているので、とても神経質になってしまい、痰が出るたびに、人前であろうと、いちいち調べるという不気味な人でありました。

ある朝、まだあたりが薄暗い時に、この人が庭で痰を吐いた。いつもの様に観察してみると、なんと、その痰が真っ赤なので、大変ショックを受け、みるみる発熱してきて、39度まであがり、
それ「氷だ」「医者だ」と大騒ぎになった。原因を聞いた奥さんが、庭に出て、痰をよく見ると、庭に咲いていた、椿の花の上に吐いたために、赤く見えた事が判ったんです。

すると、さきほどまで39度の発熱をしてウンウン唸っていた病人が、これを見て、はたと、大悟して、すぐに元気になり、そのまま出勤してしまった。以後、肺病にもならず、元気に生活していったそうです。

また、田中という人の奥さんは、「入れ歯が、もしはずれて、飲み込んでしまったら大変だ」といつも心配していたそうな。

とうとうある晩、その入れ歯を飲み込んで苦しみだし、胃が張り裂けそうだと七転八倒の苦しみ様で、吐いたり、下したりしていた。

ところが、朝になって、娘さんが風呂場に入れ歯を置いてあるのを発見し、「お母さん、入れ歯は風呂場にありましたよ」と、それを持ってきて見せると、「それじゃあ夢だったんだ」と直ちに苦痛もやみ、熱も下がって平常になったという。

これら、まったく嘘のような事実は、「思い込み」というか、精神的な作用がいかに健康を左右するかを証明していると思います。

この様に病気には、精神的作用が、かなり、影響している場合がけっこうあるんです、これが。

また、その神経作用は、時には人を殺す事もできるのです。(あーこわ)

かつてアメリカで学者が集まって、神経作用の実験をした事があります。

それは、死刑の宣告を受けた受刑者に少しずつ、出血させて、失血死させるというもので、もちろん電気椅子よりは、安楽死ができると本人承諾のもと、行われました。

まず受刑者をベッドに寝かせ、腕の血管に管のついた注射針を差し込み、そのパイプの先から自然に出血させて、体内の血液量を減らしていって、失血死させる、という、シンプルな方法です。

いわば輸血や点滴の逆バージョンですね ただし、この刑の執行にあたり、経過を本人に説明しておくのです。

誰でも出血が多くなれば死にいたる事ぐらい、判っていると思いますが。どのように体調が変化していくかは、経験した事がないのでわかりません。 

そこで、経過説明として事前に、学者たちが、全血液量の半分になったら、睡魔が襲ってきはじめ、三分の一になったら、眠るように、楽に死んでいける、と自信満々に死刑囚に告げておくのです。

そして、いよいよ執行です。刺した針のパイプから血液が漏れ出し、下に置いてある受け皿のトレーにポタポタと、したたり落ちてくる血液の音が受刑者の耳にも聞こえてきます。(目隠しされているので見る事はできません)

そして、今ちょうど半分の血液が抜けたと、告げると、受刑者は、だんだん眠たくなっていき、だんだん意識も薄れていきました。

ついに、今三分の一になったと告げたとたん、息を引きとってしまったんです。

ところが、実際は出血するところを見せた後、目隠しして、すぐに出血はパイプを挟んで止め、血液と同じ粘度の違う液体をポタポタたらして、音だけを受刑者に聞かせていただけなんです。

つまり実際は、ほとんど出血していなかったのです。なのに、本当に死んでしまいまいました。(なんか、ある意味残酷)

どうです「思い込み」というのは、本当に怖いですね。

こんどは、「思い込み」のいい話もしますね。
お楽しみに。

症状とは療法である

冬季は風邪が増えます。鼻水、咳、ノド痛、時には、悪寒、発熱。

他には、だるさ、食欲不振、便秘、下痢、など。

普通、風邪と思ったら、・・一錠じゃないけど、薬局に行って、風邪薬買って飲む方多いんじゃないかな。

咳止めとか、鼻水止めとかのやつ。 

子供は、すぐ発熱するので、病院で解熱のための座薬や、薬を処方してもらい、服用しますよね。

で、いままで無かったのに出てきた身体の変化であるこれらの「症状」についてなんだけどこれって、

どうして出てくるんでしょうね。悪い事なんでしょうか ???

食べ過ぎたりしたら、ゲップ出ることありますよね。サウナに入ると皆さん汗でますよね。

寒い処に長時間いるとブルブル体が震えてきますよね。梅干し見ただけで、唾液がでてきますよね。

これらの「症状」も悪い事なでしょうか?

生物には、自然治癒力というか、自然良能というか、正常な健康体に何等かの原因で異常が発生すると

即 元の正常な状態に戻そうとする働きが、24時間、一生涯作用しています。

ある意味で、防衛力がかなり発達しています。

食べ過ぎで、胃内にガスが発生すれば噴門が開いて、ゲップがでるし、サウナに入れば、体温調整の為 発汗してきます。

寒気で体温を奪われそうになると、筋肉を動かして体温を維持しようとします。

げっぷは異常だから、汗は異常だから、ブルブル震えるのもおかしいから

唾液が出てくるのが異常だから薬で止めるのがいいのでしょうか。

こう考えると、身体に顕れる「症状」は 健康体から免脱した状態から元の状態に戻そうとしている

自然治癒力による「治療」の為の体の変化なのではないでしょうか。

となると、その「症状」を悪と診て、すぐ無くそうとするのは、かえって治す事を邪魔している事になるのではないでしょうか。

それよりもその治そうとしている「症状」に対して、応援してあげる様にもっていった方がいいのではないでしょうか。

熱が出たらもっと熱が出るようにもっていく。悪寒がしたらさらに寒くなる様にもっていく。

下痢したら、下痢を止めるのではなく、水分をさらにとって、腸の掃除をする様にもっていく。

わたしは、ずーと、症状は療法、くずれたバランスを取り戻す為の現象である。

という考えを念頭において、いつも診断、施療を行っています。

「気持ちいい」と「治る」は違います

年末はおじいちゃん、おばあちゃんのいらっしゃる、お子様たちにっとては

おこずかいの、稼ぎ時がやってきます。

年賀状書きで凝った肩の、肩たたきの需要が増えるのです。

おばあちゃんやおじいちゃんにとっても、お孫さんの肩たたきは

これまた、至福の時だと思います。

また北国では、除雪やスキー、スノーボード等で

腰痛や膝痛、背部痛、肩こり、上肢痛、などが増えてきます。

これらは鍼灸院や整骨院、アンマ、マッサージ、指圧、整体、時には温泉等で

普通は治っていくものであります。 

しかし、いつまで経っても症状が改善されなかったり、

このような長時間の姿勢や、急な作業、スポーツ等をした訳でもないのに

肩が凝るとか腰が痛い、膝が痛い、背中が痛い、腕が痛い等の症状の中には

原因が全然違うところにある場合があるんです。

なかなか良くならないので、どうもおかいしいという事になって

整形外科などで検査を受ける事になります

そして、とりあえず診断名、病名を告げられてひと安心するのですが

治療はだいたい薬と湿布。

胃の調子が以前より悪くなった様な気がするくらいで

つらい痛みは改善しない場合も多いようです。

そこで知人や友人に相談したりして、もっと腕のいい病院や代替医療機関を探し始めます。

当院にご紹介や、ホームページを見て来院される方もこのあたりを経過されている方が大半になっています。

そこで問診にて、どんな治療をしましたか? と尋ねると

たいていの方は、痛い処をいろいろ気持ちの良い治療をしていただいていると、

また施療後は、とても楽になるという方も比較的多いんです。

しかし治らないんです。

2回や3回の治療でなにも変わらないというなら、まだしも

例えば毎週2回3か月(合計約25回)通院しても、

全然良くならないというのは

ちょっと、いや、かなり診断、施術の的がはずれていると思うのですが

中には、何年も通院しているという方もいらっしゃいます。

でも、施療後は痛みが一旦楽になるので

そのうち良くなると期待しながら治療を継続されていたという方が多いようです

そこで、ちょっと提言しておきたいと思います。

「気持ちいい楽になった」と「治った」とは全然違います。

治るとは、施術を受ける度に症状が改善され

日に日に軽くなってきて、最後はつらい症状がなくなる。

という事だと、私は解釈しているんですが、どうでしょうか?

症状の場所や程度、発症してからの期間、食事、仕事の内容によっては、良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら

それでも、だんだんと、軽くなり、

最後は、やはり痛みの繰り返しがなくなるんです。

「チチンプイプイ」で痛みが消える?

 

今日(5月11日)は朝からあいにくの雨です。
今年のゴールデンウイークもあまり晴天には恵まれませんでした。天気なんかには負けず、気分は毎日青空でいきましょう。
ところで、みなさんの中に子供の頃、転んで膝など擦りむいた時などに、親に「オマジナイ」の様な、なんだかいままで聞いたことのない様な「ことば」で痛みを瞬時に治してもらった経験はありませんか?

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