ぎっくり腰の原因が判れば 治し方 腰痛治療のコツ、ツボが見えてくる

注目

私自身も20歳の時、実家で昼寝をし終わって、立ち上がろうとした時、まさにギクッと腰部に

激痛が走ったと思った瞬間、痛くて立てなくなってしまったという経験をしました。

トイレに行くのも、やっとの状態でした。

それまで腰が痛くなった事など一度も経験が無かったし、ギックリ腰に対する知識も、まった

くなく、なにか、とんでもない事が自分に起きてしまって、とても不安になった事を今でも

ハッキリ覚えております。

さて、療術家になってからの腰痛や坐骨神経痛は、結構、治させていただいておりますが、

ギックリ腰に対する施療経験は、開業20年以上になりますがそんなに多くないんです。

50人くらいだと思います。

もう少し少ないかもしれません。

しかも、どういう訳か開業したての、技術も初心者マーク付きの時が多かった。

また、全然横になる事も、できないパターンばかりで、

一般的な腰痛治療の方法で施術しても(というか横になれないか

なっても足を動かすのも、やっとなので思うように施術もできませんでした)

ぜんぜん、楽にならないんです。

当然、本人も、つらい、ままですし結局、信頼関係ゼロになってもう二度と来院してくれません。

同じ様な事が、3人続きました。

つらい症状だけに、ごまかしは一切効きません(無責任な治療をしているという事ではありませんよ)

なにを、やっても治らない腰痛は、けっこう治っているのに、ギックリ腰は、まったく楽にしてあげる

事ができませんでした。

とてもショックでした。

それからは研修会やセミナー、独学でも徹底して、ギックリ腰をテーマに、しばらく学びました。

その結果、たどり着いたのが、腰筋の硬縮と腰仙関節部のロックが、ギックリ腰の、真の原因では

ないだろうか、という事なんです。

それから、この2点を充分観察、検査してみて、その異常を取ってあげると

その場で、けっっこう楽になる確率が増えてきました。

ただ治験の数が少なすぎるので、今後、効かない場合も出てくるかもしれません。

ただし、ギックリ腰でも軽度から、重度までありますので施術法は、その方に合わせて選ばなけれ

ばなりませんが、今のところギックリ腰になってすぐ施術できた方は、1回ないし

2回でほぼ楽にできる様になってきました。

又、このぎっくり腰になる原因機序を想定して、坐骨神経痛をみていくと、やはり腰筋と、L5が、

深く関係しており、それに股関節と仙腸関節、L1,L4,頸椎4番の変位を修正すると

とても早く回復させる事も出来る様になってきました。

なかなか、よくならない腰痛、楽になったり、悪くなったりを繰り返す腰痛も同じ様に,以前

より短い施術回数で、回復させる事ができる様になってきました。

ガンコな頭痛(15年間1週間のうち、6日間は頭痛で、目が覚める)

頭痛の施療は得意なほうで

けっこう治っていますが(施療期間が長くかかった方もいます)

1番印象にのこっている症例をご紹介したいと思います。

慢性下痢が1回の施術で治ってしまった方の紹介なんですが

その方のお姉さんで、アメリカ人と結婚していて

デンバーという所に住んでいるんですが15年間

1週間のうち6日間は頭痛で目が覚めるという症状で悩んでおられ

その州の有名なアメリカンフットボールの顧問もされているという

カイロプラクターの先生に5年間、施術をうけていたのですが

あまり症状は改善されていないという事でした。

そこで、自分の慢性下痢症状が1回でよくなった事や

私の事をしらせる為に連絡したところ

すぐ施術を受けたいという事で1週間の予定で

アメリカから、こられました。

診断したところ右の肩と肩甲骨が

誰が見てもわかるくらい極端に下がっていました。

*肩甲骨上角の緊張は膀胱経絡2行線上に縦に頭痛が

発症しやすい。

それを、もとどおりにすべく施術をしたら

頭痛だけではなく、どんどん元気になりお酒もおいしく飲めるようになり

(以前はお酒が飲めたのに、だんだん飲めなくなっていたと言っておりました)

1週間の施療予定が、3回の施術で頭痛がなくなり

あまりにも気分がよくなり、ひさしぶりの日本への帰郷もあって

友人や、家族と過ごしてしまい、

そのままお礼の挨拶だけ最後に来院され、アメリカに帰ってしまいました。

結局施療回数は3回でしたが

なんとその後5年以上、一度も頭痛がおきていないとの事で

とても印象深い症例の一つになっています。

症状とは療法である

冬季は風邪が増えます。鼻水、咳、ノド痛、時には、悪寒、発熱。

他には、だるさ、食欲不振、便秘、下痢、など。

普通、風邪と思ったら、・・一錠じゃないけど、薬局に行って、風邪薬買って飲む方多いんじゃないかな。

咳止めとか、鼻水止めとかのやつ。 

子供は、すぐ発熱するので、病院で解熱のための座薬や、薬を処方してもらい、服用しますよね。

で、いままで無かったのに出てきた身体の変化であるこれらの「症状」についてなんだけどこれって、

どうして出てくるんでしょうね。悪い事なんでしょうか ???

食べ過ぎたりしたら、ゲップ出ることありますよね。サウナに入ると皆さん汗でますよね。

寒い処に長時間いるとブルブル体が震えてきますよね。梅干し見ただけで、唾液がでてきますよね。

これらの「症状」も悪い事なでしょうか?

生物には、自然治癒力というか、自然良能というか、正常な健康体に何等かの原因で異常が発生すると

即 元の正常な状態に戻そうとする働きが、24時間、一生涯作用しています。

ある意味で、防衛力がかなり発達しています。

食べ過ぎで、胃内にガスが発生すれば噴門が開いて、ゲップがでるし、サウナに入れば、体温調整の為 発汗してきます。

寒気で体温を奪われそうになると、筋肉を動かして体温を維持しようとします。

げっぷは異常だから、汗は異常だから、ブルブル震えるのもおかしいから

唾液が出てくるのが異常だから薬で止めるのがいいのでしょうか。

こう考えると、身体に顕れる「症状」は 健康体から免脱した状態から元の状態に戻そうとしている

自然治癒力による「治療」の為の体の変化なのではないでしょうか。

となると、その「症状」を悪と診て、すぐ無くそうとするのは、かえって治す事を邪魔している事になるのではないでしょうか。

それよりもその治そうとしている「症状」に対して、応援してあげる様にもっていった方がいいのではないでしょうか。

熱が出たらもっと熱が出るようにもっていく。悪寒がしたらさらに寒くなる様にもっていく。

下痢したら、下痢を止めるのではなく、水分をさらにとって、腸の掃除をする様にもっていく。

わたしは、ずーと、症状は療法、くずれたバランスを取り戻す為の現象である。

という考えを念頭において、いつも診断、施療を行っています。